アサーティブで変われるのだろうか
生き物とはお互いに個であるけれども、それぞれに見た目は同じでも中身には様々な違いが見受けられるでしょう。
そのままなら何の問題もない様なのですが、やはり個々でまたは集団で相対さなければならなくなった時に、自分自身のやりたい事や言いたい事だけ主張していたらどうなってしまうのでしょうか。
もともとは全く違う相手なのですから、空気は非常に最悪になるしもし仮にビジネスであったならば、まとまる物もまとまりません。
その様な最悪の環境を吹き飛ばすが如く存在するのが、コミュニケーションの王道のアサーティブなのです。
私たちの普段の生活や場面においても、そのコミュニケーションツールは堂々と存在するでしょう。
例えば今までの癖で請け負っていたものを断りたいとか、この場面はこの様に接したいとか思った時点で、自分の気持ちや意見を相手の気持ちも尊重しながら、確実に率直に対等に表現すればおのずから自然にコミュニケーションが取れるようになるのです。
100パーセントは無理かもしれませんが、80パーセント位まで行けば大体成功したと言えるのではないでしょうか。
互いの関係の中で、自分や相手の性質に関係する事なく本当に必要な物を伝えて思っている事を適切な言葉で伝えられるのがアサーティブの良い所なのです。
それは、誠実に相手と向き合おうとする心の持ちようであって、柱となるのは誠実や率直や対等や自己責任です。
決して自分自身を抑え込む事ではありません。